■令和5年度 緑の募金公募事業 現地視察 NO.2
☆信州・大町山の子村 自生サクラソウの保全編☆
緑の募金地区事業とは
当基金では皆様からいただいた緑の募金の一部を活用して、NPOや任意団体の自発的な活動による森林整備、緑化推進等の事業を応援しています。令和5年度は19団体が公募事業に採択され、このうち7団体について当基金が現地視察した状況をホームページで紹介しています。
「自生サクラソウ」の保全とは
準絶滅危惧種であるサクラソウが大町市鷹狩山に自生していますが、周辺の森林荒廃やイノシシの被害のため減少しています。信州・大町山の子村では、森林整備及びイノシシ被害対策をして後世にサクラソウを残すための取組を行っています。令和5年度は、サクラソウが被圧されている樹木を伐倒・搬出して林内を整備するとともに、伐木の有効活用としての薪割り体験や、イノシシに掘り返されない方策を講じています。視察当日は、地元大町西小学校の3,4年生が薪割りを体験しました。(令和5年9月8日(金)視察実施)